「熱があるけどどの解熱剤がいいかわからない」「熱もあるし、体の痛みもある」「熱があるけど胃腸の調子も悪い」という声をいただくことがあります。今回は市販の解熱剤の選び方を解説していきます。
主な解熱剤成分の特徴
| ロキソプロフェン | 即効性に期待できる可能性が高い、抗炎症効果が高い |
| イブプロフェン | 商品選択肢が多い、抗炎症効果が高い |
| アセトアミノフェン | 上記2つより胃腸への負担が軽い、小児に使われることもある |
各成分の特徴とおすすめの人
ロキソプロフェン
・即効性期待~体の中に入って、有効成分の濃度が最大になるまでおよそ30分から1時間程度と短く、速やかな効果が期待できます。
・抗炎症効果~解熱に加えて炎症を抑える効果もあるので、痛みが強い人にもおすすめです。
ロキソプロフェンはこんな人におすすめ
・熱だけでなく痛みも強い人
・効果を早く実感したい人
ロキソニンシリーズについて詳しく解説した記事はこちら
イブプロフェン
・豊富な選択肢~成分自体は第2類医薬品といい、薬剤師が不在でも登録販売者がいれば販売できる区分です。そのため多くの医薬品に配合されています。
・抗炎症効果~解熱に加えて炎症を抑える効果もあるので、痛みが強い人にもおすすめです。
イブプロフェンはこんな人におすすめ
・熱だけでなく痛みも強い人
・様々な商品があるため細かく選びたい人
イブシリーズについて詳しく解説した記事はこちら
ロキソプロフェンとイブプロフェンの違いについて解説した記事はこちら
アセトアミノフェン
・胃腸にやさしい~ロキソプロフェンやイブプロフェンといったNSAIDsに比べて胃腸への負担が軽いとされています。
・小児に使用されることが多い~安全性が比較的高いため小児が使用できる製品が多くあります。
アセトアミノフェンはこんな人におすすめ
・胃に不安がある人
・小さいお子様
アセトアミノフェンについて詳しく解説した記事はこちら
共通する注意点
・用法用量を守る~正しい量を守らないと副作用発生の原因になります。
・基本的に一つの解熱剤を使う~違う成分でも胃腸への負担が高くなったりする可能性があります。
・脱水に注意~特にイブプロフェン、ロキソプロフェンは脱水時、腎臓に負担がかかる可能性があります。
受診の目安
・高熱が続く
・意識がはっきりしない
・息が苦しい
・水分が摂れない
これらの症状が出る場合、市販薬で対応しきれない疾患の可能性や、使用によって副作用が発生する可能性が高い状況です。受診をご検討ください。
まとめ
今回は市販薬でよく使用される、もしくは人気のある成分についてお伝えしました。今回の内容はあくまで一般的な内容であり、お薬の効き方などについては個人差があります。そのため使う人にあった解熱剤を選んでいただくことが重要です。
※本記事の内容は一般的な情報に基づいて作成しています。市販薬の選択や使用にあたっては、用法・用量を守り、添付文書をご確認ください。不安な点がある場合や症状が改善しない場合は、医療機関を受診するか、医師・薬剤師にご相談ください。
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